保育中に園児が怪我をするパターン6選!その時の応急処置や対処法、不適切保育を疑われないために必要なこととは?

子ども達は毎日元気いっぱいに動き、遊び、お友達と関わっています。
お部屋では自由に玩具で遊んだり、決まった活動をしたり、
戸外では鬼ごっこをしたり、かけっこをしたり、虫を探したり、、
思い切り体を動かしてのびのびと遊んでほしいですよね!
心身共に健康に過ごすためには体を動かすことは大切です。
子どもたちが成長する上で避けられないこと。
それは「怪我」です。
私たち保育者はその日預かった時のお子様の状態でお迎え時に引き渡しをしたいと思っていますし、安全に怪我がないように最新の注意を図っています。
不適切保育が注目されている今の時代、保育園側も保護者側も園内の怪我は今まで以上に敏感になっているのも現状です。
ただただ鬼ごっこを楽しんでほしいけど、前を向いて走っているのか、子どもたち同士でぶつかりそうじゃないか、思い切り走りすぎて転ばないか…など目がいくつあっても足りないくらい見守りの幅は大きいです。
しかしながら
保育園で怪我をすることはあります。
保育園での怪我はどのようなものがあるのでしょうか?
そして怪我をした時、どのような手当をしているのでしょうか?
- 擦り傷
- 噛みつき傷
- 引っ掻き傷
- 打撲切り傷
- 脱臼
- 骨折
パターン❶擦り傷

戸外やホールでの遊び時間に
「走ってはいけません」なんて言うことはありません。
むしろ思いっきり走って体を動かしてほしいと思っています。
鬼ごっこやかけっこ、子ども達は全力で走ります。
転ぶこともあります。
膝を擦りむいたり、肘を擦りむいたり、転んだ時にできる傷は擦り傷が多いです。
遊ぶ場所が、芝生か土や砂かフローリング、コンクリートや合成ゴムなのかで怪我の大小も変わったり、打ち身を伴うこともあります。
転ぶ時に手をつけるかつけないかで怪我の大きさや怪我をする場所が変わってきます。
だいたいはみんな咄嗟に手を先について、顔を守ります。
冬の季節になると寒さのあまり手をポケットに入れたまま転ぶと顔から転んでしまいます。そうすると、顔面を怪我してしまうので注意です。
いくら寒くてもポケットに手は入れないように子ども達に声をかけています。
手をついて転ぶため、手のひらに擦り傷が出来ることもあります。
また、唇を切ることも多いです。
お家でパパやママと一緒に公園で走りまわるのとは違って、大人数での子どもたち同士での遊びは、ダイナミックで気持ちも盛り上がっているので勢いがあり転ぶ確率も多くなります。集団生活ならではの遊びですが、その分怪我も増えてしまいます。
お散歩中の擦り傷の事例
お散歩でお友達と手を繋いで歩いている時に、スピードが合わず転び膝や脛を擦りむいた3歳児の女の子がいました。
怪我の範囲が広かったのと、カサブタになっても患部を触ってしまってじゅくじゅくした状態が続き、治るまでにかなり時間がかかりました。
↓転んで顔を怪我して、状況が納得いかず怒りがおさまらない保護者の声もあります。
擦り傷の応急処置と不適切保育を疑われないために必要なこと

傷口に砂や土が入っているかもしれないので、まずは流水で洗います。
血が出ているなら絆創膏を貼りますし、出ていなければそのままにしておきます。
怪我に消毒液を使用することは「医療行為」になるため、保育士は出来ません。
たとえ園長であってもです。
看護師さんがいる保育園なら消毒液を使用できる可能性もありますが、基本は流水で洗う処置をします。
不適切保育を疑われないために必要なこと
「いつ・どこで・どのようにして」転んだのか、その時のその子の様子や処置方法、怪我の後の様子を細かく伝えて謝罪します。
「子どもにとって歩くスピードが早すぎたんじゃないか」「歩くのが遅くて引っ張られたんじゃないか」など保護者は保育園に対して不安に感じます。
そこから不適切保育への心配も出てくるかもしれません。
なので、まずは怪我をした時の状況を詳細に伝え、その後の経過もしっかりと見ておくことが大事です。
怪我が完治するまでは、日々怪我の様子を見ておきましょう。
怪我のこと知らずにいた先生が、受け入れ時に保護者に「この傷はどうしたんですか?」なんて間違っても聞くことがないように職員間での周知もしておくようにします。
パターン❷噛みつき傷

歩けるようになった赤ちゃん達は、噛みつきでの怪我がとても多いです。
噛みついたり、噛みつかれたり…保育者は一瞬たりとも目が離せないほど瞬間的に噛みつきが起こります。
お隣にきたお友達の手が自分の目の前にあったから「がぶり」
玩具で遊んでいる時に自分の目の前にお友達の手が来たから「がぶり」
目の前に手が来ると噛んじゃうんです。
もちろんみんながみんなではありません。
噛みつきをする子は、次第に特定されていきますので保育者は特に注意して見守るようにしています。
かといって、大丈夫だと思っていた子がいきなり噛むこともあります。
予測不可能なだけに、本当に目が離せないんです。
噛み付く場所は
長袖の季節は手や指が多く、半袖になると手から腕や肩にかけてと範囲が広がります。
不思議なもので、服の上からは噛まないんですよね…。
肌が出ているところを直接噛むんです。
稀に、太ももやふくらはぎなど足を噛むこともあったり、
ぷっくりほっぺを噛むことも。
噛みつき常習犯1歳児の事例
今、私の保育園の1歳児クラスには噛みつきの常習犯がいます…。
その子は、歩けない赤ちゃんの時から、カミカミ玩具よく噛んでいました。
ベビーラックのベルトまでも噛むほどなんでもかんでもよく噛んでました。
その子にとってはそれが落ち着いて安心する行為なのでしょうね。
それが、この噛みつきにつながっているのかわかりませんが繋がっている気もします。
あまりにも常習犯なんで。笑
1人の保育者はその子につきっきりなほどです。
相手の子がその子に何もしていなくて、目の前に手があっただけで手首を噛みついたことがありました。
出血などはなかったものの、きっちりと歯形が残りその日、歯形は消えることはありませんでした。
↓何回も何回も噛みつかれ、安心して預けられず保育園を休むほどの事態に…
↓噛み付いた側の保護者は申し訳ない気持ちでいっぱいなのです。
噛みつき傷の応急処置と不適切保育を疑われないために必要なこと

噛みつかれた傷あとは
まずは流水で洗います。
「がぶり」と噛んでいるので
口の中の菌がついてしまっているため洗い流しましょう。
その後、冷やします。
噛みつきの傷にも大小はあります。
・赤く小さく虫刺されの後のように残る噛み跡。
・前歯の歯形が赤く残る噛み跡
・口を大きく開いて噛んだ後がよくわかるほどまぁるく上下の歯形が赤く残る噛み跡。
・2歳くらいになると噛む力も大きくなるので、血が出るほどの噛み跡。
患部を揉むと傷あとは残らないと言われていますが
自分に置き換えて想像してみてください。
ただでさえ、噛まれて痛い患部にさらに力を加えられて揉まれる…。
いやいや…痛いですよね。
子どもも同じです。痛いです。
不適切保育を疑われないために必要なこと
噛みつき怪我が起こった際は、噛みつかれた側にも噛みついた側にもお互いの名前を出して保護者にお伝えし、謝罪しています。
こちらが防げなかったことを深く深くお詫びします。
噛みつかれた側には、噛みつきがあった時の状況や時間、その後の処置などを伝え謝罪。
噛みついた側にも同じように状況や時間、相手の怪我の様子を伝え謝罪。
噛みついた側に伝える時、保護者の方が申し訳なさそうに「すみません。」と私たちに謝られることがほとんどで、こちらも胸が痛みます。
噛みつかれた側も保育園の様子が心配になるとは思いますが、噛み付く側があまりにも頻繁でも親はかなり保育園に対して不安を抱きます。
実際に「先生方には申し訳ないですがもう少しよく見ていてください」という言葉を受け取ったこともありました。
「どういう状況でよく噛みつくのか」「お家でそのような姿はないのか」なども家庭と共有することで、子どものことをよく見てくれていると信じてくれます。
パターン❸引っ掻き傷

噛みつきは赤ちゃん達に多いとお話ししましたが、引っ掻きは赤ちゃんに加え、幼児もあります。
まだまだ、自分の気持ちを言葉にするのには発達途中で、うまく伝えることができない子ども達。
自分の思いが伝わらず思い通りにいかず、衝動的に相手の顔を引っ掻いてしまうことは少なくありません。
引っ掻きの場所は顔や腕が多いです。
玩具の取り合い、場所の取り合いなど本人の中では何か理由はあるんです。
また、家庭や保育園での環境の変化があると引っ掻き行為が起こりやすいです。
情緒の不安定が、引っ掻きにあらわれます。
きょうだいがいて、きょうだい喧嘩で引っ掻きや叩き合いが当たり前になっていると、保育園でもしてしまうこともあります。
病院に連れて行った引っ掻き傷の事例
よく引っ掻きをしていた3歳児の男の子。
遊びたい玩具を同じクラスの女の子が取ろうとした瞬間!!
女の子の顔を思い切り引っ掻きました。
出血もあり、顔だったこともあり、保護者に連絡をしてすぐに病院に連れていきました。
病院に行っても塗り薬を貰う程度なのですが、「顔」ということもあり痕が残らないようにするためにも顔の怪我の場合は病院に連れて行くことが多いです。
引っ掻きの怪我を防ぐためにも、家庭での爪切りを習慣づけてください。
爪が長いと引っ掻き傷が深くなります。
爪をしっかりと切っておけば、たとえ引っ掻き行為があったとしても傷にならないことも多いです。
↓子ども同士のトラブルでの怪我では引っ掻き傷は多いです。理解がある保護者の方もたくさんいます。
引っ掻き傷の応急処置と不適切保育を疑われないために必要なこと

引っ掻かれた傷あとは菌が入らないように流水で洗います。
その後は冷やして様子を見ます。
出血があれば、絆創膏やガーゼで覆います。
引っ掻き傷の跡は様々です。
・爪で押したような跡
・赤く線が入ったような跡
・爪でえぐられて出血を伴う跡
引っ掻きは顔に起こることが多いので、傷あとが心配になる保護者の方も多いでしょう。
病院に受診してワセリンなどを処方してもらい治癒を待ったり、
もし傷跡が残ることが心配であれば形成外科で傷をわからなくなるする処置もあります。
不適切保育を疑われないために必要なこと
引っ掻き傷についても噛みつき同様に両者のお名前を出して、お互いの保護者にお伝えし謝罪をします。
状況、時間、処置、幼児間のトラブルなら解決までの経緯など詳しく伝えます。
結果だけではなく経緯や経過を伝えることが重要です。
また、怪我が大きな場合はすぐに病院に連れて行ったり、すぐに親に知らせることが大事です。
大きな怪我をしているのにお迎えまで親が何も知らない状態こそが、不適切な保育をしていると思われるでしょう。
パターン❹衝突での怪我(打撲)

子ども同士の衝突、壁や遊具、用具などの衝突など、子ども達が何かにぶつかることはあります。
子どもは大人ほど視野が広くありません。
なので子どもは右を向いたり左を向いたりキョロキョロして興味のある方にすぐ向いますよね?
顔を向けないと見えないからです。
よく転んだりぶつかるのも視野の狭さから…これも理由の一つです。
衝突での怪我は
赤くなったり青くなったり、たんこぶが出来ます。
他にも唇を切ることも多いです。大きな衝突だと歯が折れるケースもあります。
集団で走り回って遊んでいる時に衝突した事例
大抵は顔面がぶつからないように瞬間的に顔を避けて体同士でぶつかることが多く、怪我につながることは少ないですが、この時はお互い後ろを向いて走っていた瞬間に正面衝突でぶつかってしまいました。
「鬼ごっこをしていて鬼ばかり見て走っていた」というとイメージしやすいでしょうか。
思い切り走っていたので衝撃が大きくたんこぶが出来、ぶつかった跡が時間の経過とともにかなり青くなっり痛々しい怪我となりました。
壁に衝突した事例
お部屋の中では走らないのはお約束ですが、走ってしまうのが子ども達。
トイレに行く時、次の活動に移るときなど「1番」になるために走っちゃいます。
上手にストップできず壁に衝突しておでこに軽いたんこぶができました。
用具への衝突
椅子やテーブルにぶつかることも多いです。
例えば椅子。
椅子は座るためにありますよね…。
子ども達からしてみると遊び道具にもなっちゃうんです。
座っても椅子の足を浮かせてガタガタさせてそのまま後ろにひっくり返ってしまったり、
座るときに背もたれに片手、座席に片手を置いて全体重をかけて手が滑ってバランスを崩し、椅子に顔をぶつけるなんてこともあります。
赤ちゃんの衝突
赤ちゃん達の衝突もあります。
赤ちゃんこそ前を向かずキョロキョロしながらヨチヨチ歩きをしているので、壁やお友達同士でぶつかりやすいです。
たんこぶまではいかなくてもアザになったりします。
入園してすぐの0歳児の赤ちゃんが、ハイハイをしてバランスを崩しおでこをぶつけたことがありました。
まだ入園してすぐだったこともあり、保護者は「どこでどうやって怪我をしたのか」を現場を見たいと言って園内の事故現場を直接確認していました。
その後「ヘルメットの着用とかしたほうがいいですか?」と…
結局ヘルメットの持ち込みはせず、成長するにつれお家でもよく怪我をするようになり、怪我に対して過敏になることがなくなりました。
衝突での怪我の応急処置と不適切保育を疑われないために必要なこと

ぶつかった跡を確認し、
赤くなったり青くなったり、たんこぶであれば患部を冷やします。
頭であれば、脳に衝撃があった可能性もあるのでお家での時間も含め24時間様子を見ます。嘔吐などがあれば緊急に病院受診が必要です。
唇を切った時は
ガーゼなどで止血をします。
数分後血が止まることがほとんどです。
唇を切った時に必ずすることは歯の確認です。
もしかすると歯が折れたり欠けていたり、ぐらついていたりなどがあるかもしれないので、歯の状態も見ます。
歯が折れたり、欠けたりした時は
すぐに病院に連れていきます。
折れた歯や欠けた歯があれば病院に持っていきます。
不適切保育を疑われないために必要なこと
その時の状況を伝えるときには、周りの状況もしっかりと伝えます。
「お友達は並んでトイレを待っていたのに、その子は走って突っ込んでしまった」など、経緯はちゃんと伝えましょう。
私たちの責任には変わりないですが、幼児ともなれば、怪我が多い子は落ち着きがなかったりする子が多い傾向にあります。家庭と連携することも大事です。
しっかりと細かく伝えることで、親は怪我をした時の状況がイメージ出来、「家でもよくあります。すみません」と逆に謝罪を受けたりもします。
伝え方が曖昧だと状況のイメージがつかず、「先生たちは何をしていたんだ!見てなかったのか!」と信頼の崩壊になりかねません。
↓実際に保育園でたんこぶ&出血して病院まで行ったお子様の話。家でも落ち着きがなく、親からしてみれば「そうなるよね」という感覚とこの先も怪我が多くなりそうな予感で心構えをしているようです。
パターン❺脱臼

子どもの肩は外れやすく、脱臼は起こります。
ずーっと泣いていたり、腕を動かしてなかったりすると要注意ですね。
外れている可能性が高いです。
脱臼で病院に行った事例
4歳児の男の子が運動会の練習中に急に泣き出しました。
保育者もなんで泣いているのかわからない。
でも、一向に泣き止まない…
お遊戯の練習をしていたので、その子の様子を見ていると左腕だけ上げることが出来ていない。
思い返せば、その子を立ち位置に移動させる際、先生が手を引っ張って移動させていました。
そこに気づいた瞬間、すぐに病院へ!
ハメてもらってすぐに治りました。
その子は肩の脱臼が癖になっていて外れやすかったようです。
↓脱臼に気付かずに帰してしまうのはありえませんが、活発な動きをすることもなく子どもから「痛い」との訴えがなかったら気付きにくいかもしれません。
↓実際に保育者が腕を強く引っ張って脱臼し、そのまま帰して不適切保育事案となったニュースもあります。

衝突での怪我の応急処置と不適切保育を疑われないために必要なこと

脱臼を疑うときは、子どもの動きを見て自然に腕が動かせているかどうかを確認します。
片方の腕ばかりを使ってもう片方は使っていなければ脱臼を疑いましょう。
そして、病院に行ってハメてもらいます。
不適切保育を疑われないために必要なこと
まず、すぐに保護者へ連絡して病院受診が必要なことを伝えます。
なぜ外れてしまったのかをしっかりと伝え、現在のその子の様子を伝えます。
泣いているのか、何もしていなくても痛がっているのか、動かすと泣くのかなどなど…
今回は、先生が子どもの腕を急に引っ張ったことが原因かと思われます。
もちろん強く引っ張ってなんかいませんが、引っ張った先生は男の先生でした。
「どんなに強引に引っ張ったんだ!!!」と不適切を疑われてもおかしくありません。
子どもの肩は外れやすいと言っても、普通にしていれば外れることもないですよね。
そうならないためには、すぐに気づいてすぐに親に知らせるという行動をすることで信頼関係は保つことが出来ます。
今回の子は、肩の脱臼が癖になっていたようなので保護者もそれをわかっていたため、逆に「保育園に伝えていなくてすみません」と保護者からお話がありました。
パターン❻骨折

これは重大な怪我になります。
全治1ヶ月は最低でもかかります。
脱臼同様に子どもの骨は柔らかく折れやすいのが特徴です。
お散歩中に骨折
お散歩の帰り道、手を繋いで歩いていた5歳児の男の子。
下り坂道で、その子が転んでしまい手を繋いでいた相手もつられて転びました。
その時に、相手の子がその子の上に乗っかって転んでしまったのです。
号泣して園に戻ってきて、「痛い」と言って泣き止むことはありませんでした。
骨折は目に見えないので傷口などがわかりません。
でも5歳児の男の子がそこまで泣き続けるのは普通ではありませんし、肘を押さえて「痛い」と言っています。
すぐに保護者へ連絡して病院に連れて行くことを伝えると、保護者が迎えにきて自分で病院に行くとの返事がありました。
結果、骨折。
保護者は保育園を責めるような言葉や態度もなく、私たちの説明を受け入れてくれましたが、卒園式間近の骨折で包帯固定しての参加となりました。
小学校の入学式も包帯固定です。
私がまだ担任時代の他クラスの事故でした。
手作りの1人用のダンボールハウスで遊んでいた4歳児の女の子がダンボールハウスごとひっくり返ってその後、腕が痛いと泣き続け肘を庇っている様子がありました。
「外れたのかもしれない」と思い、保護者へ連絡した後、病院へ連れて行くと、思いもよらぬ「骨折」という診断を受けました。
ただ、2週間後経過受診を別の病院で保護者がした時、骨折ではなかったとのことでした。
2週間ギプスをつけて生活していましたが、そもそも骨折も脱臼もしていなかったのです。
子どもの骨は柔らかいため。レントゲンでの診断が難しいとはよく言いますが、そんなこともあるのかと思いました。
兎にも角にも骨折ではなくて安心しました。
ただ、この子の保護者の職業は弁護士でした。
事故の状況を書面で欲しいと言われ、その日のうちにカメラなどで徹底的に調べ報告書を渡しました。早急な対応をしたことにより、逆に信頼度が深まったと保護者から感謝の言葉を貰いました。
↓保育園での幼児の骨折。理由が理由なだけに保護者もなんとも言えない様子。
保育園側からしてみれば、大きな怪我で申し訳なさと後悔でいっぱいだと思います。
骨折での怪我の応急処置と不適切保育を疑われないために必要なこと

骨折の場合は、痛みが激しく痛くて動かせません。
腫れることもあります。
とにかく動かさないことが大切です。
すぐに病院に連れて行きます。
不適切保育を疑われないために必要なこと
とにかく早急に保護者に知らせることが1番です。
骨折を疑って「様子を見ていた」なんてことがあればそれこそ不適切ですし、なんか変だと思いながらも疑わずに「今日ちょっと転んじゃって、その後から痛いって言ってるんですけど多分大丈夫だと思いますー」みたいな感じでそのままいつも通りに引き渡ししてしまい、家に帰ってから病院に言って骨折が発覚したらそれこそやばいです!
最後に

当たり前ですがお預かりしている以上、怪我なんてさせたくありません。
その中で万が一怪我をした場合は、早急に処置をしています。
あまりに大きい怪我の場合は保育中であっても園から保護者に連絡をして病院に連れて行くこ
ともあります。
集団生活では思いもよらぬ形で怪我につながることもありますが、私達は様々な予測を立てて防ぎながら計画し、保育をしています。
「なんでも危ないからダメ」にはせず、安全にのびのび過ごせるように職員配置や環境設定を考えています。
保護者に怪我について報告する際は、怪我の大きさや状況に関わらず申し訳ない気持ちでいっぱいになりますし、誠心誠意を持って謝罪しています。
余談ですが、私たちも気づかず、子どもたち自身さえも知らないうちに出来る傷や怪我があるのも現状。
そのようなことを避けるためにも、登園時の受け入れの時には家庭からの怪我や傷を伝えていただけるとありがたいです。
保育園で出来た傷なのか、お家からあった傷なのか、、、結構重要ポイントなのです。
私たちも登園時に見える範囲での全身チェックはしていますが、完璧ではありません。
小さな傷でも、知らないうちに出来た傷でも保育中に見つけたのであれば「いつ出来たのか」「何をしていた時に出来たのか」を確認する必要がありますので、保護者からの情報が事前にあれば助かります。
↓まさにその通り!



コメント