大人にはわからない!?不思議な子どもの行動と理由3選

子どもって不思議な行動をしますよね。
そこが面白かったり可愛かったり、でも困ったり大変だったり…
私が保育士になりたての頃は、子ども達の行動が不思議すぎて「どうしてこんなことするんだろう」とよく思っていたものです。
先輩保育士に「この行動はこういう理由なんだよ」と教えてもらうたびに「子どもにとってはそんなふうにみえてるのか!」と気づかされていました。
すべての行動に意味があるわけではないですが、子どもの行動には子どもなりの理由があるわけで、大人になってしまった私たちにはもうわかるはずがないのです。
困った行動・面白い行動・不思議な行動、色々ありますが理由を知るだけで子どもへの声掛けが変わりますよね!
同じ目線で楽しんだり、困った行動には納得しやすい声掛けが出来るかもしれません。
なんでこんなことするの?❶「寝そべってプラレール遊び」

寝そべってプラレールでよく遊んでいます。
集団の保育園では寝そべっていると伸ばした足に他のお友達が躓いて転んだりするので
「座って遊ぼうね~」とよく声をかけます。
が…!!
寝そべって遊ぶ子ども達の目線を見てみると、電車と同じ高さの目線になっています。
子どもと同じ目線で私もプラレールで遊んでみました。
そしたら、リアルな電車の世界が見えたのです!
迫ってくる電車、通り過ぎる電車、音もリアルに聞こえてくる感じがします。
子ども達は、リアルな電車の世界に入り込んで遊んでいたんですね!
大人なら見下ろして遊ぶところですが、子ども達は電車と同じ高さの目線でリアルな電車の世界に入り込んで遊んでいたんですね!
理由を知ってから変わったこと

プラレールで真剣に遊んでいる子に対して「座って遊ぼうね」の声掛けをするのをやめました。
座って遊ぶ=電車と同じ目線に合わせられないという結果になってしまうからです。
その代わり、「お友達が○○くんの足で転んじゃうよ~」と声をかけるようにしました。
そうすると、お友達のことも考えて、自分の楽しみ方も変えないで遊ぶ方法を自分なりに見つけます。
結果、上半身はうつ伏せに床に着けつつ、膝を曲げてくれるようになりました。
膝を曲げたうつ伏せ状態なので目線は同じです!でも足が危ないこともありません!
なんでこんなことするの?❷「ぴょんぴょん飛び跳ねる」

盛り上がるとぴょんぴょんと飛び跳ねます。
思い返すと自分も飛び跳ねて喜んでいた記憶があるような気もします。
どういう時に飛び跳ねているのかというと…
嬉しい瞬間です。
要するに、期待で気持ちが溢れている時です。
「今から楽しいことが始まる!」「楽しそうなことが発表される!」など目に見えない期待を体で表現しているのですね。
まさに「天にも昇る気持ち」というわけです。
逆に悲しい時は、しゃがみ込みますよね。それと同じなのです。
理由を知ってから変わったこと

保育園で集団でみんなが一斉にぴょんぴょん跳ねるとぶつかり合って危ないと思うことがあります。
嬉しい気持ちを抱くことは素敵なことなので、ストップをかけるのもなんか違うような…
立って話を聞くのではなく、座って話を聞く環境にすると喜びの表現はジャンプではなく「ガッツポーズ」や「拍手」や「やったー」など別の形で表してくれます。
立って話を聞く状態しか無理なのであれば、その楽しいことをすぐに始められるように環境を整えておくと、やることが目に見えるので期待から興味へ変わり、落ち着いてくれます。
前日や何日か前などさらに前もって楽しみなことを知らせる場合は、喜ぶものの子どもの中では想像つきにくいようで比較的落ち着いて聞いてくれます。
なんでこんなことするの?❸「鼻くそを食べる」

鼻をほじって指についた鼻くそを食べる子どもたくさんいます。
綺麗なものではないですが、食べたろころで体に悪い影響が特別あるわけでもありません。
でも、この行為はやめてほしいですよね…
保護者からも「鼻くそを食べる癖を治したいです」という相談は少なくありません。

どうして鼻くそを食べるの?
美味しいの?
と聞いてみました。
すると、

・・・・
ダンマリとします。
「美味しい」とも言えず、、よくないことだともわかっているからです。
癖になっているのです。
小さい頃から鼻水などをこまめに拭いてもらっていたり、指についた鼻くそをすぐに親が気づいてティッシュで拭いてあげていたら、それが習慣になって食べることが少ないです。
鼻くそを食べる子は鼻水も舐めることが多いかもしれません。
特に、保育園の集団活動では話を聞く時や入眠前などその子にとってはヒマな時間でもあり、自由に動ける時間じゃないときは、
ヒマだから鼻をほじる→自由に動けず捨てに行けないから食べる
に繋がりやすいですね!
理由を知ってから変わったこと

入眠前の寝付くまでの間は、ティッシュやゴミ箱をその子に近くに置くようにしました。
本当は鼻をほじるところからやめさせたいところですが、まずは「食べることをやめさせる」ことを目的にしてみます。
すると、ちゃんとティッシュで拭いてゴミ箱に捨てるようになりました!!
ティッシュで遊んでしまう恐れもあるのでそこは要注意です。笑
次に話を聞く時間の場合は、その子を保育者の目の届きやすい前の方の真ん中の席にするようにしました。保育者の声が届きやすく話を聞きやすいので、ヒマが減り、鼻をほじる回数も減りました!
新人保育士に子どもの行動理由について教える時の2つの注意点

子どもに「だめ!!」や「禁止事項」だらけの声掛けにならないようにする

「やっちゃだめ!」「やめて!」ばかりの強制的な言葉で伝えても「先生が見てるからやめておこう」と思うだけで見ていないやってしまうでしょう。
特に癖をやめさせたくて否定しるぎると「やっちゃいけないんだ」と敏感になって別の癖が出てくるだけです。
いかに自然にストレスなく、子どもの価値観を壊さずに行為を落ち着かせるためには、こちらが頭と体を動かして寄り添う他はなく、口先だけの「だめ!」では根本的な効果はありません。
「やめてほしいな」と思う行動があった場合は、まずは環境を変えたり、否定以外の声かけに変えて別の視点を子どもに伝えることが大切です。
子どもの行動でやめてほしいことって親は「やめなさい!」と耳が痛くなるほど言っているものです。
保育園でも同じように言われたら子どもはどこでも言われすぎてもはや何も感じなくなります…
「いつ頃から始まったのか」や「どんな時にしている」のかを知る

気になる行為や行動が急に始まった場合は、「いつ頃始まったのか」「どんな時にしているのか」を考えて観察することが大事です。
始まった時期を思い返すと、家庭環境や保育園の環境など何か変化があった時期と重なることも多いです。
情緒の不安定がなんらかの行為に表れているというわけです。
そんな時はまずは「やめさせること」よりも子どもの気持ちに寄り添いましょう。




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